USBメモリとかSDカードとかフラッシュメモリで高速化するアレ

当方、仕事用のマシンに評価を含めてWin7の64bit機のNECノートパソコン[LaVie LS150/A](以後Win7機)が当てられております。

CPUはCeleronではありますがデュアルコアで仕事用では殆どCPUがネックになることは少ない。
メモリはと言うと2GでOSを起動させると700Mほど使うWin7では多いと取るとか少ないと取るかは人次第でしょう。取りあえず先々代に授かったVistaがリリースされて間もない頃のVista機で1Gみたいな環境ではないことは確かだ。

本題に入りる。
Ready Boosdt(レディーブースト)だ。
詳しい仕組みとかはWikipedia先生におたずねください。
レビューと言う事に成りますが、対応製品の高速USBメモリUSM8GLX WAを使用している。

こいつは効果はあまりないと、言われるがスペックと作業効率の概念がない人がマシンを調達する職場ではこいつがしばしば活躍する。これはVista/7機を使用していてハードディスクアクセスで動作が遅くなるマシンならその効果は非常に期待できる。

今更Win7機でレディブーストかよと、聞こえてきそうだけど訳がある。
最初はキビキビ動いていたWin7機だがしばしば重たいデータを扱う事が増えてきてそれを扱ってるソフトやアプリケーション自体は何ら速度低下は無いのだが、バックグランドで動いてるソフト(例えばMicrosoft Outlookを代表するメーラなど)をアクティブにするとHDDを物凄い勢いでアクセスしに行く。すると画面は固まったようになるわけだが、別に全体的に遅くなってる訳でないし手軽に改善したいと言うことで再びこの機能に注目した次第だ。

個人的にはメインメモリに2Gもあれば常々ストレスを感じることは少ないと考えている。
しかしWin7の癖なのか知らないが優先度が落ちたアプリケーションはディスクキャッシュに押し込まれる様子が見て取れる。2Gのメモリを搭載していてもディスクキャッシュは発生し、それを読み込む時HDDへのアクセスが多くなり動作が遅くなる。もっさりだ。

2Gで容量が足りないとは思わないが。
単純にメーラだけであればそれ自体の優先度を上げればいいだけであるが、突発的にアプリケーションをアクティブにするのはメーラだけではない。そうディスクキャッシュに追い込んだデータを読み出しさらにハードディスクに書出しを行ったりするとクリティカルに遅くなる。

レディブーストを使いバックグランドから呼び出す。
バックグランドで動いていたメーラをアクティブにする。するとUSBとハードディスクへのアクセスが発生しレディブーストの効果を体感できる。無しの場合数十秒画面がフリーズするが、有りの場合数秒のラグはある物の一息もつけば描画し終わる。OSを起動して間もなくは頻繁にUSBメモリに書出しを行うが次第に安定するで気にすることではない。

フラッシュメモリと転送規格の限界。
USB2.0である以上、内部にあるHDDよりは遅いがバッティングが減る分だけ効果はある。そしてフラッシュメモリの特性、これだけがネックに思える。書き込み制限だ、何千回と書き込みするとメモリが使用できなくなる。Win7ではこれを避けるための工夫がなされているが、フラッシュメモリの死を回避することはできない。USB3で高速なUSBメモリが脚光を浴びてるが、キャッシュに特化したUSBメモリが出ないかにわかに期待している。

レディーブースト用の消耗品として考える。
極端かもしれないが取りあえず専用のUSBメモリとして扱うか、消えては困るファイルをミラーやバックアップを取らずにこのUSBメモリに入れることは避けるべきある。実際に使ってる居る高速USBメモリは8Gで実勢価格2000円で1年くらいで壊れるならチト考え物だが数年使えるなら試しに使ってみるだけでも損はしないだろう。

駄文
最初フランクに書いてたら途中でめっちゃ硬い文章になってた。取りあえず硬い文章で体裁を整えたけどもっと文章を書く能力が欲しいですな。