au光規制 来たる

ITProの記事と
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110201/356732/
KDDIのプレス
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0201/index.html

KDDIFTTHで通信規制、1日の送信30GB以上が対象

だってさ
折角規制されてないところに入ったのに
これでau光のアドバンテージが減った
まぁ受信は対象外なのでHNKオンデマンドを見ようが
妙に高画質なストリーミングをだらだら一日中見ても大丈夫だろう

UP帯域と言えばファイル共有ソフトだろう。こんなのは論外
で俺が使うのはストリーミングかVPNだったりで使うシチュエーション
携帯端末で録画した番組を見るために録画配信鯖を作ったり
遠隔地に用意したサーバにエンコしたファイルやHDDのイメージを退避するためにVPNでリンクしたり
日常的にしているのだ

大問題である

以下は乗り換えの検討材料となる

ざっと計算してみる

規制に引っかからないようにおっかなびっくり送信すると
30GBete=32,212,254,720byte
1日=86,400s
÷
364.088KByet/s≒
364.1KByte/sで24時間通信すると規制対象
規制後は3Mビット/秒
byte/sに直すと
3,000,000bit=375,000Byte

366.211KByte/s
だいたい似た数字に収まった

8時間UPすると仮定すると
30GByte/28,800s≒1,118,481.067Byte/s
≒1.067MByte/sぐらいでアウトー
1MByte/sを8時間で死亡

イメージ 1

で我が家の環境でフルにUP帯域を使うと
ものの30分で死亡する

ちなみに600Kbpsストリーミングの中継(鏡)で使うとすると
上りに7割を裂くと仮定し
18.28MByte*0.7=12.796MByte=13,103.104KByte/s
÷
585.9375KByte/s

22端末に配信できる

その時の帯域は12.6MByte/s
30Gbyteの制限に達するのは
2,440.秒≒40.6分後である

そのあとはカスみてぇな通信速度になるので計算しない

話を区切ろう
対するNTTが提供するBフレッツは上りたい帯域200Mbpsの制限を加えている
これはau光の1Gbpsと比較され後者を選ぶ一つの理由だ

ではBフレッツの上がり実値(実家のBフレッツファミリータイプ)を80Mbpsとして同様に計算しよう
地方ではもっと遅く実測値40Mbpsだったりさらにその半分だったりするところもある

80Mbpsを7割にして56Mbps=7MByte/s
ここにぶら下げられるのは
7,168KByte/s ÷ 585.9375KByte/s ≒ 12.2334
12端末に配信できる
もちろんいくら使っても規制は入らないのでこれ以上は計算しなくてよい

一部のヘビーユーザーが帯域を占拠する問題だが
個人的に許せると思う規制はEMことイーモバイルが提供する携帯端末向け通信サービスでの規制だろう
http://b.hatena.ne.jp/articles/201006/1276

概要は”24 時間ごとに300万パケット(366MB)以上利用で、当日21時~翌日2時までの制御”
よって昼間は無制限にガンガン使う奴は夜のトラフィックが集中する時間に制限が入る

300万パケットは流石に少なすぎると思うがヘビーユーザを黙らせるには持って来いのシステムではないだろうか

余談だがISP(プロバイダ)が規制をしていればauひかりだろうがBフレッツだろうがそれ以下の通信速度にだってなる